この記事では、VPNは本当に危険性があるのか?についての回答のほか、以下の内容について解説していますので、ぜひ参考にしてください。
おすすめVPNソフト | 月額料金(税込) | 同時接続台数 | 返金保証 |
---|---|---|---|
ProtonVPN | 5~30ユーロ(プランによる) | 1~10台(プランによる) | 有り |
ExpressVPN | 12.95ドル | 5台 | 有り |
NordVPN | 1,507円 | 6台 | 有り |
VPNは本当に危険性があるのか?
検索エンジンで「〇〇VPN 危険性」といった候補が挙がるくらい、VPNの危険性について知りたい人が多いです。
結論から言えば、有料のVPNサービスは危険性はほぼありません。
反対に、無料のVPNや知名度の低いVPNは危険性がないとは言い切れないので、VPNサービスを利用する場合は、有料かつ有名なサービスを利用しましょう。
VPNが安全と言える理由
VPNは多くの場合、セキュリティ対策として以下の機能を備えています。
この項目では、VPNの安全性を支えるそれぞれの機能について解説します。
- ノーログ
- キルスイッチ
- トンネリング
ノーログ

有料のVPNサービスのほとんどは、閲覧履歴やIPアドレスなどの記録を保存しない「ノーログ」をポリシーとしています。
無料のVPNの場合、接続者の情報が残ってしまう場合が多く、安全性に欠けると言わざるを得ないので、おすすめできません。
Kill Switch(キルスイッチ)

Kill Switch(キルスイッチ)とは、VPNを利用していない状態の保護されていない通信を確立するのを防ぐ機能です。
具体的には、不意にVPNサーバーとの接続が切れた際に、そのまま接続を再開しようとせず、インターネットアクセスをブロックします。
キルスイッチが作用すると、再びVPNサーバーに接続されるか、キルスイッチの機能をオフにするまでインターネットへの接続はブロックされたままになります。
トンネリング

トンネリングとは、インターネットの通信技術のひとつで、デバイスとインターネット間の暗号化に用いられます。

トンネリングについて簡単に説明すると、VPNで行われるデータ通信は、いったん断片化(パケット)されたあとに配置され、それらのデータは暗号化されているので外部からは参照できなくなっています。
また、トンネリングはIPアドレスを普段使っているISPから割り当てられているものではなく、複数のユーザーに共有されているIPアドレスを表示します。
つまり、VPNのトンネリング技術を利用することによって、「安全性」と「匿名性」の両方を得ることができます。
VPNが抱えるセキュリティリスク

データの暗号化やキルスイッチによって安全性の高いVPNですが、使い方によってはセキュリティリスクが高まるので注意が必要です。
この項目では、特に注意したい点を3つ取り上げます。
- 公共の無料Wi-Fi利用による盗聴
- 専用アプリのアップデートを怠る
- 通信データを悪用される
公共の無料Wi-Fi利用による盗聴
VPNを利用する際は、無料で提供されている公共のWi-Fiの利用は避けましょう。
誰でも簡単にアクセスができる無料のWi-Fiは、悪意のある第三者に盗聴されている可能性があり、VPNを利用していたとしても個人情報を知られたり、ハッキングされるリスクが発生します。
専用アプリのアップデートを怠る
インターネットの世界では、常に脆弱性を付いた悪質な行為が日々行われており、不正を働く側と修正を行う側のいわゆるイタチごっこが続いています。
各社の専用アプリは日々アップデートが行われており、これには通信に関わる脆弱性の修正も含まれています。
そのため、専用アプリのアップデートを怠ってしまうと、脆弱性が放置されたままとなり、悪意のある第三者による不正アクセスが行われる原因になるので、常に最新の状態に保ちましょう。
通信データを悪用される
ノーログをうたっているVPNサービスなら問題はないのですが、中にはユーザーの接続情報を記録として残し、個人情報や履歴をもとに悪用されるケースがあり得ます。
データ保持法のない国が運営しているVPNサービスであったり、中継サーバーが個人によって提供されている無料VPNは、ユーザーの情報を保持している可能性が非常に高いので、利用はおすすめできません。
危険性のない安全なおすすめVPNサービス3選
この項目では、セキュリティ対策がしっかりと取られているおすすめのVPNサービスを厳選して紹介します。
どのサービスも30日間返金保証付きなので、「まずはVPNはどんなものか試してみたい」方でも気軽に利用できます。
おすすめVPNソフト | 月額料金(税込) | 同時接続台数 | 返金保証 |
---|---|---|---|
ProtonVPN | 5~30ユーロ(プランによる) | 1~10台(プランによる) | 有り |
ExpressVPN | 12.95ドル | 5台 | 有り |
NordVPN | 1,507円 | 6台 | 有り |
ProtonVPN

サーバー設置国数 | 50ヵ国以上 |
サーバー数 | 1,200以上 |
月額料金 | 1カ月:3.29ユーロ~30ユーロ(プラン・契約年数による) |
最安価格 | 33%OFF | 2年間:78.9ユーロ 月額3.29ユーロ(Basicプラン)
最大同時接続台数 | 1~10台(プランによる) |
専用アプリ | 有り(Windows/MacOS/Linux/ChromeOS/Android/iOS) |
- ほぼ全てのプラットフォームに対応
- 完全無料のFreeプランあり
- 独自のSecure Coreサーバーにより非常に高いセキュリティ
「ProtonVPN」は、スイスに本拠地を置くProton Technologiesが2017年より運営されているVPNサービスです。
ほかのサービスにはない、Secure Coreサーバーを用いたワンランク上のセキュリティ対策を行っているため、極限までリスクを抑えたい人におすすめです。
加えて、完全無料のFreeプランもあるので、初めてVPNを利用する方なサービスです。
\Freeプランでお試しに最適/
ExpressVPN

サーバー設置国数 | 94カ国 |
サーバー数 | 3,000以上 |
月額料金 | 1カ月 :12.95ドル |
最安価格 | 12カ月:80.04ドル(月額6.67ドル) 49%OFF |
最大同時接続台数 | 5台 |
専用アプリ | 有り(Windows/MacOS/Linux/Android/iOS/ルーター) |
- 業界最高水準の通信速度
- 情報セキュリティの高さ
- サポートが丁寧
「ExpressVPN」は英領バージン諸島に本拠地を置くVPNサービスです。
名前が現すように、業界最速クラスの通信速度がウリのVPNサービスなので、少しでもストレスなく通信を行いたい方におすすめです。
また、カスタマーサポートが丁寧と評判で、日英自動翻訳のチャットが利用できるので、困った時でも安心です。
\業界最高水準の通信速度/
NordVPN

サーバー設置国数 | 60ヵ国以上 |
サーバー数 | 5,000台以上 |
月額料金 | 1ヶ月:1,507円(税込) |
最安価格 | 2年間:12,114円(税込) 月額460円 ※51%オフセール中 |
最大同時接続台数 | 6台 |
専用アプリ | 有り(Windows/MacOS/Linux/Android/iOS) |
- 長期契約の割引率が高い
- 日本語に対応していて使いやすい
- 対応動画コンテンツが多い
「NordVPN」はパナマに籍を置くTefincomが運営するVPNサービスです。
NordVPNは対応する動画コンテンツが多いため、旅行先でもNetflixなどのサービスを利用したい人におすすめです。
長期契約を行うと非常に高い割引率になるので、長く使う予定なら、1年以上の契約を推奨します。
\日本語対応で使いやすい/
VPNの危険性についてまとめ
おすすめVPNソフト | 月額料金(税込) | 同時接続台数 | 返金保証 |
---|---|---|---|
ProtonVPN | 5~30ユーロ(プランによる) | 1~10台(プランによる) | 有り |
ExpressVPN | 12.95ドル | 5台 | 有り |
NordVPN | 1,507円 | 6台 | 有り |
- VPNの危険性は低く、むしろ安全性を高めるために導入する
- 無料のVPNサービスはセキュリティ面で信頼性に欠けるのでおすすめできない
- 有料のVPNであってもインターネットの性質上、100%安全ではない
- 数あるVPNサービスの中でも「ProtonVPN」が特にセキュリティ面で優れている
- 少しでも安全にVPNサービスを利用するために「VPNが抱えるセキュリティリスク」を参考にする
VPNは危険なのか?と思っている方もいますが、むしろ安全性を高めるために使われるサービスです。
有料のVPNサービスは、「ノーログ」「通信の暗号化」「キルスイッチ」など機能が充実しており、インターネット通信の安全性と匿名性を高めます。
ただし、無料のVPNは上記の機能がないことが多く、セキュリティ面では信頼性に欠けるので、安全性を重視するなら利用すべきではありません。
なお、有料のVPNサービスであっても、インターネットの性質上、常に100%安全ではないので、VPNサービスを利用する際には「VPNが抱えるセキュリティリスク」を参考にしてください。