顧客中心のチャネル統合で販売機会を逃さない「オムニチャネルソリューション」

株式会社エスキュービズム リューション事業部 マーケティング部 飯田健一氏
株式会社エスキュービズム リューション事業部 マーケティング部 飯田健一氏

小売業界では、ECサイトの顧客を実店舗に誘導して販売を促進するO2O(Online to Offline)の取り組みに注目が集まっている。さらに最近では、そのO2Oを発展させ、あらゆるチャネルを統合するオムニチャネル化の動きも出はじめている。

ECサイト構築パッケージ「EC-Orange」シリーズを展開するエスキュービズムは、EC-Orangeシリーズをベースにした「オムニチャネルソリューション」をニフティクラウドで展開している。同社 ソリューション事業部マーケティング部の飯田健一氏は、その特長を次のように説明する。

「オムニチャネルとは、店舗やECサイトをはじめ、カタログ、SNS、KIOSK、デジタルサイネージなどのチャネルを連携させてお客様(消費者)にアプローチするという考え方や戦略のことです。当社ではECサイト構築パッケージソフトやタブレットPOSシステムを活用し、小売業のみなさまのオムニチャネル化をお手伝いしています。オムニチャネルが進めば、接客、決済、在庫、配送などすべての情報をシームレスに連携でき、いつでもどこでも商品の購入や受け取りができるようになります」

オムニチャネルソリューションを構成するEC-Orangeシリーズは、積極的にラインアップの強化を進めている。具体的には、450社を超える導入実績を誇るECサイト構築パッケージ「EC-Orange」に加え、スマートタブレットを使用した次世代型POSシステム「EC-Orange POS」や、リピーター獲得型接客/配送システム「Orange GIFT」、iPad miniをベースとした飲食店向けハンディ端末「Orange Handy」などだ。

実際のオムニチャネルソリューションの例として飯田氏は、書店チェーンの取り置きシステムを示した。このシステムでは、書籍を早急に必要とする顧客が書店のECサイト上で取り置き注文を行い、その日のうちに実店舗で受け取るというもの。実店舗ではタブレットPOS上で注文を確認し、簡単に販売処理を実行できる。

目的の実店舗に在庫が無かった場合でも、他店舗の在庫を照会でき、販売機会を逃さない工夫がなされている。なお、タブレットPOSでは今後クレジットカード決済も可能になるという。

なお、エスキュービズムでは、オムニチャネルに関するより詳しい情報を以下のWebサイトで提供している。販売機会の拡大を考える小売業であれば、このサイトから多くのヒントを得られるはずだ。

小売のミライをカタチにする「ORANGE RETAIL」
http://orangeretail.jp/


オムニチャネルを成功させるための4つのポイント
http://ec-cube.ec-orange.jp/about/omnichannel/

柔軟なカスタマイズ性でユーザーごとの業務に対応可能

エスキュービズムのオムニチャネルソリューションが有するもうひとつの大きな特徴は、柔軟性が高く容易にカスタマイズできることにある。

EC-Orangeは、オープンソースのECサイト構築ソフト「EC-CUBE」がベースであるため、柔軟にカスタマイズすることが可能となっている。それぞれの企業の規模や商材、販売手法に合わせて、最適な業務フローの改善や効率化を行うことができるわけだ。

さらに、多店舗展開といった将来的なスケールアウトが可能なため、小規模からでも安心して業務を開始することができる。もちろん、オープンソースをベースとしていることにより、導入コストを抑えることができるという点も、すぐれた特長だ。

「お客様がほしいと思った機能を、ほしいと思った状況に合わせてタイムリーに提供できるのが大きなメリットです。そういう意味では、業態や販売手法、規模に応じて“尖った”機能を将来を見据えながら提供できると考えています」(飯田氏)

EC-Orangeラインナップ&タブレットソリューション・ラインナップ
「オムニチャネルソリューション」を構成するエスキュービズムのサービス群